十八楼さまから頂いた「土蔵レストラン・時季の蔵」完成写真です。
下の大きい写真をクリックすると、十八楼さまのHPへジャンプします。
宿泊される方のレストランとして、大切にご使用頂いておられるそうです。
大変嬉しいことです。
十八楼さまのHP・曳家の記事へのリンクは以下です。
http://www.18rou.com/facilities/toki-no-kura.html
この土蔵は、これからの100年を見据えている。岐阜市 十八楼様土蔵 曳移設工事
もとは、築100年近い土蔵。風雨にされされ、痛みや破損も見受けられる。でも、修復可能な損傷の程度。なにより、その大きさと風格は、このまま使い続けることを求めているかのようでした。
土壁を落とさないように下部に受木材を取り付け。内部・外部の補強工事のうえ、まずは石垣の擁壁から曳き出す工事から。
安全な位置まで曳き出したのち、十八楼様から「地域の大切な建物を、これからの将来を担う子供達にぜひ曳いてもらいたい!」と提案が。後日、地元の子供達に集まってもらい、子供向けの曳家講座を開き、講義の後、私達と子供達と一緒に土蔵を曳き、その様子はTVと新聞に紹介されました。
この大きな写真をご覧下さい。もとの土蔵の位置は、この写真の左下でした(解体中の建物の手前側です)。5m曳いて、25m曳いて、50m曳く、という長い工程でしたが、無事移動完了です。
この工事の後、土蔵は1年の歳月をかけて、レストランへと生まれ変わりました。
移動の様子です。写真をクリックすると拡大表示されます。