これからは、物置ではなくちゃんと「暮らせる」建物に生まれ変わる 名古屋 長屋門
もともと立派な長屋門。しかし、使い勝手の悪さと立地の悪さから、いつしか物置と化していました。しかも大雨のたびに、表の道路から水が浸入し、土台や柱を腐らせて、このままでは朽ちてしまう恐れも。しかし、その他の躯体(梁・主柱)は実にしっかりしており、曳く事も持ち上げることも十分検討できる物件でした。
まずはその場で嵩上げ工事。500mm持ち上げて、仮預け。
そして新たな基礎を作成します。それまでの玉石基礎に替えて、丈夫なコンクリートベタ基礎+布基礎立ち上がりです。
基礎完成後、曳工事。 8mの曳工事のため、新しい基礎は家屋の下に潜り込んでいる部分があります。
曳き終わりの様子を背後から。このように、既存の基礎と新規の基礎が重複する場合でも、基礎工事・曳工事はできます。
土台・柱の差し替え工事に加え、外装・内装をリフォームして、使いやすい綺麗な建物に生まれ変わりました。
移動の様子です。写真をクリックすると拡大表示されます。